医療法人社団美啓会
形成外科・美容外科ぎふスキンケアクリニック

ガラスや刃物で切った切り傷は、できるだけ傷痕を小さくするような縫合処置を行います。また、浅い擦り傷は傷口を創傷被覆材で覆う湿潤療法で治していきます。自宅でのケアについても説明しますので不安なことは何でもお聞きください。深い擦り傷や傷口に異物が残っている場合は、小さなケガでも遠慮せず受診してください。適切な治療を行うことは、傷を早期に、きれいに治すことにつながります。

やけどをした場合はまずは流水で十分に冷やし、その後に受診してください。形成外科では治療はもちろん、皮膚再建やアフターケアについてもフォローします。家庭ではシャワーで毎日洗い清潔にすること、傷を乾かさず軟膏や創傷被覆材で湿潤療法の処置をすることが大切です。治療後は保湿と紫外線対策を習慣にしてください。肌の色素沈着を防ぎバリア機能を高めることが期待できます。

ほくろは手術で摘出する方法とレーザーや高周波メスを使って表面を削る方法で除去をめざせます。大きさや部位、患者さまの希望を考慮し適切な方法を判断します。イボは炭酸ガスレーザーで除去をめざすことができます。どちらの場合も術後は創部被覆剤を貼って保護し、自身で交換してもらいます。赤みや色素沈着が起こることもありますが、保湿とUV対策を行っていけば徐々に目立たなくなります。

皮膚の下にできた袋に皮脂や角質がたまる粉瘤の他、脂肪腫、ガングリオンなどできものの治療も行います。数ミリのものからこぶし大以上になったものまで対応しますので、ご相談ください。腫瘤を切開して摘出、縫合する治療が基本となりますが、状況に応じて腫瘤をくり抜く方法でも行います。傷の処置方法やガーゼ、テープの使用方法など、アフターケアについてもしっかり説明します。

子どものお尻の蒙古斑、顔にできる太田母斑などの青あざをはじめ、茶色いあざ、黒あざの治療、けが・やけどの後の色素沈着、アスファルトや鉛筆の芯が残った外傷性のあざなどに対応。Qスイッチレーザーを使用しメラニン色素の組織を壊して施術します。あざの施術は時間をかけて行うことと自身での正しいケアが大切なので、術前に十分お話をし納得いただいてから施術を始めます。